静岡の伝統やさい・地方やさい

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■折戸なす ■井川なす ■井川おらんど
徳川家康ゆかりの地、静岡市の折戸地区で作られている丸なすで、家康も好んだといわれているもの。復活プロジェクトが2005年にスタートし、現在は8軒の農家が栽培しています。
井川地区で古くから食べられていたなすで、大きいものほどおいしい、といわれています。絶滅したと思われていましたが、井川から町中へお嫁に行った方の家庭菜園で作り続けられていたそうです。
江戸時代から栽培されていたと考えられる在来のじゃがいも。地元では、ゆでたじゃがいもを炭火で焼いてみそをつけ「田楽」にしたり、おでんに入れて食べられています。
■井川大蒜 ■井川きゅうり ■梅ヶ島地芋
「おおびる」とは、にんにくの古名。井川の在来にんにくは、小粒で赤く、肉質がしっかりしていて、粘りが強いのが特徴。地元ではすりおろして鹿肉と合わせたり、にんにくみそに。かつては焼畑でも栽培したとか。
井川地区で古くから地面を這わせて育てているきゅうり。昔は水筒代わりに腰にぶら下げたといわれるほど、水分をたっぷり含んでいます。地元ではみそ汁の具にも。緑色のものや黄色いものなど、いくつかの種類があります。
梅ヶ島地区で昔から栽培されている在来のじゃがいも。煮崩れせず、おでんに最適だといわれています。山間地では、じゃがいもは冬の間の保存食で、塩ゆでして、ストーブの上で焼き、おやつとして食べられていたそうです。
■見付かぼちゃ   ■わさび
「見付かぼちゃ」は、東海道五十三次の28番目の宿「見附宿」(現在の磐田市中心部)一帯で、明治時代から栽培されていたといわれています。日本かぼちゃの一種で、だしの味をきかせた煮物向き。未熟なものはうりのようにサラダに入れて生食でも。写真の見付かぼちゃはまだ未熟で、完熟すると京都の鹿ヶ谷かぼちゃと同じような色になるそうです。

静岡県は、日本有数のわさびの産地です。伊豆半島、安倍川や大井川などの県中部地域、富士山の湧き水に恵まれた御殿場市や小山町などで作られています。写真は伊豆市のわさび。

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