■小白井きゅうり |
■昔きゅうり |
■根室きゅうり |
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川前町小白井地区で古くから栽培されている華南型、黒イボの半白きゅうり。皮がやわらかく、肉質はシャキッとして歯切れがいいのが特徴です。香りもよく、サラダなどの生食や、塩水で漬け込む伝統食「どぶ漬け」などに使われます。太く育ったものは皮をむき、タネを除いて、炒め物やみそ汁など、加熱して食べられています。 |
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詳しい来歴は不明ですが、いわき市の北西部に位置する三和町上三坂地区で、明治時代から代々自家採種で栽培されてきたきゅうりです。若い果実は歯切れがよく、酢の物、漬け物などに。「どぶ漬け」の材料としても使われます。成熟した太い果実は肉厚で肉質もしっかりしているため、炒め物にしたり、みそ汁の具にも。 |
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田人町荷路夫根室地区で栽培されているきゅうりで、標高が500m以上もあるため朝晩が涼しく、実が大きくなってもかたくなりません。皮はやわらかく、味が濃いのも特徴。太めのせん切りにして、青唐辛子を入れたしょうゆをつけて、つるつるとのどごしを楽しむ「きゅうりそうめん」は、太い「根室きゅうり」ならではの食べ方。 |
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■とうな |
■わさびだいこん |
■じゅうねん |
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三和町上三坂地区で守られてきた野菜。地元では、根もスライスして、葉っぱとともにゆで、じゅうねん(えごま)で和える「とうなのじゅうねんあえ」がポピュラーな食べ方だそうです。 |
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「わさびだいこん」は、ローストビーフなどに添えられるホースラディッシュ(西洋わざび)のこと。川前町下桶売地区で40年前から作られており、「いわき昔野菜」のひとつに指定されています。 |
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「じゅうねん」はえごまのことで、三和町、田人町、大久町大久地区が産地。食べると「10年長生きする」のでこの名前があるとか。ごま同様、実をすって和え衣にするほか、みそに加えても美味。 |
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■おくいも |
■あおばたなど豆各種 |
■サンシャイントマト |
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いわき市の南方、福島と茨城の県境にある山玉町で作られている晩生(おくて)のじゃがいも。手がかからず、病気に強く、収穫後に芽が出るのが遅いので、重宝され、長く食べられ続けてきたといいます。かなり大ぶりで、でんぷん質が多く、煮くずれしにくいという特徴があります。 |
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「いわき昔野菜」には数多くの豆があり、「あおばた」と呼ばれる大豆もそのひとつ。鹿島町下蔵持、錦町、常磐白鳥町、遠野町入遠野などで作られており、かつてはみそ用でしたが、今はみそを手作りする人が少なくなり、ひたし豆や酢豆にして、また、成熟する途中で枝豆として食べるそうです。 |
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いわきは日照時間が長く、ハウス栽培に最適な環境です。昭和40年代からいちごやきゅうりなどのハウス栽培が盛んに行われるようになり、この10年間はトマトの栽培が急増。現在、日本有数のハウストマトの産地です。「サンシャイン」の名前は、日照時間が長いという特徴からつけられたもの。 |
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■カンパリ |
■カラフルミニトマト |
■こだわりなめこ |
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中玉トマトの「カンパリ」は、オランダの品種。甘みが強く、ぶどうのように房で実をつけるのが特徴です。 |
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色とりどりのミニトマトは、「オレンジキャロット」、「ラブリーさくら」、「トスカーナバイオレット」、「イエローアイコ」など。
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山玉町で作られている、大粒で足が太いジャンボなめこ。香り高く味があり、食べ応えがあるなめこです。 |
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