岐阜・飛騨高山の伝統やさい・地方やさい

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■すくなかぼちゃ
高山市丹生川町内にて長年自家用野菜として栽培されていたかぼちゃで、平成13年に「宿儺(すくな)かぼちゃ」と名付けられました。ヘチマのような形が特徴で、長さは約50cm、重さは1個2.5kg前後で、大きなものでは5kgにもなります。皮は薄く、淡い緑色に濃い緑色のまだら模様が入っています。果肉は栗のようにホクホクとして甘みがあり、舌触りが非常になめらか。煮物、天ぷら、南蛮漬け、スープ、サラダのほか、ケーキの材料としてもおすすめのおいしいかぼちゃです。
■あきしまささげ ■飛騨紅かぶ
旧丹生川村を中心に栽培されているいんげん豆の一種。生では表面にしま模様がありますが、湯通しすると鮮やかな緑色に変化します。サヤには筋がなく、下ごしらえが簡単で、和え物などに最適。サヤが太めなので、煮物に入れてもうまみを逃しません。

「飛騨紅かぶ」は、かつて八賀郷と呼ばれていた旧丹生川村で作られていた「八賀かぶ」の突然変異だといわれています。扁平で大型、果肉は緻密でしっとりとした食感。2002年度「飛騨・美濃伝統野菜」に認定されました。

■飛騨一本ねぎ ■なつめ
2002年度「飛騨・美濃伝統野菜」に認定。他のねぎに比べて休眠が深く、寒さにより甘みが強く柔らかいのが特徴とされています。飛騨では「労をねぎらう」という意味や、他で売ってないこともあり、昔から、嫁いだ娘のもとなどへ送る習慣があるそうです。
中国や台湾などではポピュラーな果物で、韓国ではサムゲタンに入れたりなつめ茶として用いられています。日本ではほとんどが庭木であまり食用にはされていませんが、飛騨では生食でも食べられています。
■えごま(アブラエ)
シソ科の1年草で、葉や実を食用にします。特に韓国料理でおなじみ。飛騨では、えごまの実をすりつぶし、味噌を加えた「アブラエ味噌」がよく使われます。おはぎにきな粉のようにまぶしたり、五平餅のタレなどにも利用されます。
■山椒(さんしょう)
古くから高山市(旧上宝村)などで栽培されており、一般的な山椒と比べ、実が小ぶりで深い緑色なのが特徴です。香りが高く、長期保存ができるなど、品質の高さも評価されています。「高原山椒」が、2005年度「飛騨・美濃伝統野菜」に認定されています。
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