岡山の伝統やさい・地方やさい

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■足守ごぼう ■宇戸川ごぼう ■日指ごぼう
「足守(あしもり)ごぼう」は、旧吉備郡岩田村や現在の岡山市福谷地区などで栽培されてきたもの。「間倉(まぐら)ごぼう」とも呼ばれています。やわらかく煮やすいことから、きんぴらや煮しめに。酢ごぼう、かき揚げなどの天ぷらにも。
井原市芳井町の宇戸川地区と、隣接している明治地区の特産物で、現在は「明治ごぼう」、「芳井の赤土ごぼう」として栽培されています。大きなごぼうで甘みが強く、香り、歯切れがよく、アクが少ないのが特徴。
美作市(旧作東町)日指地区で栽培されてきたごぼうです。やわらかな赤土を使って栽培しているため、筋張った感じがなく、ほどよい歯ごたえ。香りもよく、緻密な肉質で、正月の煮しめには最適だといわれています。
■黄にら ■冬瓜 ■エンダイブ
にらに光を当てず軟白栽培したもので、高級食材として知られています。日本では岡山が全国の約70%を生産しています。中国料理によく使われますが、岡山では錦糸卵の代わりに黄にらを使ったバラずしもあるとか。
冬瓜は、沖縄、愛知、岡山の順で生産量が多く、夏場は愛知産、岡山産が主流となります。冬瓜自体にはあまり味がないので、だしやスープで煮込むと美味。下ゆでしてから使うと、味のしみこみがよくなり、青臭さもなくなります。
エンダイブは、地中海沿岸が原産でヨーロッパで広く食べられています。シャキッとした歯ごたえとほのかな苦みが特徴。岡山では、赤磐市山陽町で、きぬさやの転作として20年ほど前から作られているそうです。
■れんこん ■シャンツァイ ■黒豆
岡山市藤田地区で栽培されているれんこん。岡山市場の大半をこの藤田産のれんこんが占めています。品種は白花系、赤花系、えのもと系など。
「パクチー」、「コリアンダー」とも呼ばれ、エスニック料理に使われます。岡山では黄にらの連作障害を防ぐために栽培され始め、現在では全国二位の生産量があります。
おせち料理に欠かせない黒豆。岡山では、約40年前に水田の転作として導入され、現在は県北東部の勝英地域を中心に、全国有数の産地になっています。
■くさぎ ■ピオーネ ■翠峰
山菜の一種で、若葉をゆでて乾燥させたものをもどし、郷土料理の「くさぎ菜かけ飯」に使われます。
「巨峰」と「カノンホール・マスカット」を掛けて生まれたぶどうで、岡山が生産量一位を誇ります。大粒でジューシー!
「翠峰(すいほう)」は、「ピオーネ」に「センテニアル」を交配したもの。岡山は翠峰全体の約50%の生産量で、全国一位です。
 
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