宮崎の伝統やさい・地方やさい

※品種名をクリックするとそれぞれの説明がご覧いただけます

 
■西米良(糸巻き)大根 ■平家かぶ ■いらかぶ
西米良村で、今でも焼畑で栽培されている大根です。自家採種中心の在来種で、形も色も多種多様。甘みがあり、煮るとかぶのようなやわらかさに。酢の物、漬物等にも使われます。
平家落人伝説が伝わる椎葉村で栽培されており、「平家かぶ」の名もこの伝説にちなんでつけられたもの。「ふってかぶ」、「にがかぶ」とも呼ばれ、主に葉を食べます。
ツケナの一種で、東臼杵郡西郷村の立石地区で伝統的に栽培されています。高菜に似た辛みのある葉を漬物にして食べます。 葉がアザミの葉に似ていることから「あざみ菜」とも呼ばれています。
■京イモ

親イモを食べるタイプのサイトモで、小林市東方、国富町、西都市などで栽培されています。「京イモ」という名前から、京都の伝統野菜と間違われることもあるようですが、正式には「筍(たけのこ)イモ」という品種で、明治時代に台湾あたりから導入されたといわれています。粉質でしまった肉質、煮くずれしないのが特徴。煮物、田楽、天ぷらなどの和食のほか、つぶしてコロッケやグラタンなどにもおすすめです。調理の前に、塩でもんで水洗いするか、いったん下ゆでするなどして、ぬめりをしっかりとるのがコツ。
■黒皮かぼちゃ
昔から栽培されている日本かぼちゃで、表面に深い溝のあるゴツゴツとした形を菊の花に見立てて、「菊かぼちゃ」とも呼ばれます。 また、 宮崎の「黒皮かぼちゃ」は「日向かぼちゃ」とも呼ばれており、宮崎市生目地区を中心に栽培され、12月から6月頃まで出荷されています。ホクホクとした食感で甘みの強い西洋かぼちゃとは違い、肉質は粘質でねっとりとしており、煮くずれしにくいのが特徴です。ほどよい甘さで、だしをたっぷり含ませた和の煮ものにするなど、高級料理に用いられます。
■佐土原なす ■日向夏 ■きんかん「たまたま」
黒紫〜赤紫色の長なす。焼くととろけるような肉質で、焼きなすにすると最高に美味。新潟の焼きなす、久保なす、鉛筆なすなどの地方在来種のルーツだといわれています。
1820年に市内の民家の邸内で偶然発見されたという宮崎オリジナルの柑橘です。黄色い外皮の内側にある白いワタの部分に甘みがあるので、果肉と一緒に食べます。
丸ごと生で食べられる甘いきんかん。宮崎では、糖度16度以上のものを「たまたま」、糖度18度以上の大玉きんかんを「たまたまエクセレント」と名付け、ブランド化しています。
掲載商品のご予約・ご注文は、株式会社果菜里屋まで ※時期や天候等によっては入荷のない場合もございます
TEL:03-3858-5855 FAX:03-5856-6545 E-mailでのお問い合わせはこちらまで