十二月のやさい
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▲愛知県産冬キャベツ
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夏に種をまき、この時期に収穫されるキャベツは、「冬キャベツ」「寒玉キャベツ」「夏まき型キャベツ」などと呼ばれます。巻きがかたく、葉がしっかりとしていて煮くずれしにくいので、ロールキャベツや鍋物などの煮込み料理に最適です! 寒玉キャベツの一大産地、「愛知県産のキャベツ」のほか、とんがり帽子のような形をした「ペイズリー」、「甘えっ子」、札幌産「大球キャベツ」もあります。また、生食用に、「春系キャベツ」もご用意できます。彩りには「紫キャベツ」をどうぞ!
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▲ペイズリー
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▲紫キャベツ
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▲キャンディキャベツ
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▲サボイキャベツ
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▲カーボロネロ
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▲芽キャベツ
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▲プチヴェール
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▲コールラビ
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▲チシャトウ
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糖度の高い静岡産「キャンディキャベツ」、「ちりめんキャベツ」とも呼ばれる「サボイキャベツ」、黒いキャベツ「カーボロネロ」、コロンとかわいい「芽キャベツ(緑・紫)」、「プチヴェール」、「コールラビ」、「チシャトウ(山くらげ)」など、ちょっとめずらしいキャベツやキャベツの仲間も各種取りそろえています。コールラビは、生のままサラダや漬け物、酢の物、ピクルスなどに。皮がかたいときは、皮をむいてからお使いください。また、煮崩れが少ないのでスープやポトフ、シチュー、トマト煮などにも最適です。バターやオリーブオイルでソテーしても美味! 皮が紫のコールラビもあります。
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◇◆◇◆◇◆◇◆ キャベツの産地見学に行ってきました ◆◇◆◇◆◇◆◇
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JA愛知みなみのキャベツ産地を見学。見渡す限り、一面のキャベツ畑が広がっていました!
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冬になると、グ~ンと甘味を増しておいしくなるのが「ねぎ」。関東で定番の「根深」、関西で定番の「九条」のほか、金沢、群馬、山形、愛知など、全国各地から魅力的なねぎが届いています。生・煮る・焼く・蒸すなど、さまざまな調理法でどうぞ! ねぎの緑の部分にはカロテン、カルシウム、各種ビタミンが豊富。白い部分はビタミンC、硫化アリルを多く含み、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの予防にもなるといわれています。 |
■千寿ねぎ |
■加賀一本ねぎ |
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東京・江東区が発祥で千住市場から出回ったために、「千寿(せんじゅ)ねぎ」と呼ばれています。 |
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金沢の伝統野菜。太くてやわらかく、すき焼き、鍋物などにおすすめです。 |
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■根深ねぎ(白ねぎ) |
■下仁田ねぎ |
■平田赤ねぎ |
■曲がりねぎ |
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根深ねぎは関東地方の定番。寒さにあたると、グッと甘みが増します。 |
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鍋にはやっぱり、下仁田ねぎです。とろ~りとした舌ざわりがたまりません! |
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山形産。加熱すると甘みが強くなるので、煮物や鍋物などにおすすめ。 |
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わざと曲げて育てることにより、甘みたっぷりのねぎになります。12月下旬~。 |
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■海っ子ねぎ |
■九条ねぎ |
■越津ねぎ |
■リーキ |
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千葉産。九十九里の潮風と太平洋の海の水で育てられており、太く色よく育つねぎです。
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関西地方の定番で、葉ねぎの代表的な品種です。青々とした葉ねぎは栄養も豊富です! |
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尾張の伝統野菜。緑の部分と白い部分、どちらもおいしく食べられるのが特徴です。12月中旬~。 |
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ねぎ特有の刺激臭が少なく、加熱すると甘くなる西洋ねぎ。「ポアロ」、「ポロねぎ」とも呼ばれます。 |
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■その他のねぎ |
「シブレット(「チャイブ」、「えぞねぎ」とも)」や、薬味の定番「万能ねぎ」、「アサツキ」、「ワケギ」、「芽ねぎ」、「ふぐねぎ」などもご用意できます。リーキ(ポロねぎ)の若採り「ポアロジェンヌ」は、現在のところ未入荷ですが、入荷ができるようになりましたら、またお知らせいたします。その他、詳しくは果菜里屋までお問い合わせください。 |
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◇◆◇◆◇◆◇◆ 平田赤ねぎの畑を見学してきました ◆◇◆◇◆◇◆◇
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山形県で伝統野菜の「平田赤ねぎ」を育てている後藤さんの畑を見学。平田赤ねぎは枝分かれしない一本ねぎで、生のままでは非常に辛いのですが、熱を加えると甘く口当たりもよくなるのが特徴だそうです!
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■紅芯大根 |
■紅しぐれ(紅ものがたり) |
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コロンとした丸い形で、表面は白×グリーンですが、中は鮮やかな紅色をしています。やわらかくて甘みがあり、サラダや浅漬け、大根おろしにも。12月上旬~3月頃までの入荷予定です。 |
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皮は濃い紫色、中は淡い紫の大根です。この紫色は、抗酸化力のあるポリフェノールの一種、アントシアニンを多く含むため。大根おろしにして、酢を加えると、鮮やかなピンク色になります。 |
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■淡桜 |
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ごく淡いピンク色がとっても美しい「淡桜」。太くて大型の三浦系の大根なのですが、これは小型で使いやすいサイズです。生食でも煮物にしても美味。
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■黒大根 |
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見た目にもインパクトのある黒大根。ヨーロッパでは定番の野菜です。青首に比べ、肉質は緻密で、ややかため。辛味が立ち、しっかりとした味わいです。 |
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■辛味大根 |
ピリリとした大根特有の辛味が特に強い品種です。すりおろして、蕎麦の薬味にどうぞ! このまま1年ほど冷蔵保存しておくと、さらに辛味が増します。 |

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■野良大根 |
山形産の辛味大根です。普通の辛味大根は、するそばから辛味が飛んでしまいますが、「野良大根」はすってから約1時間は辛味が消えないのが特徴。 |
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■亀戸大根 |
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スッとした美しい形の「亀戸大根」。かつては東京・亀戸で栽培されていましたが、今は貴重な品種になってしまいました。浅漬け、ぬか漬けなどに最適。
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■カルラディ(赤とんぼ) |
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神奈川・三浦産で、名前は「カルシウム・ラディッシュ」の略。蛎殻などを混ぜ込んだ土で育てられており、カルシウムが豊富な大根です。 |
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■青首大根 |
■源助大根 |
■根太大根 |
■カルラディ(白) |
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定番中の定番、現在の主力品種です。みずみずしくて、辛みはあまりなく、甘みのある大根です。 |
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加賀の伝統野菜。ずんぐりとした円筒形で、肉質はやわらかい。煮崩れず、おでんや煮物に最適。 |
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ちょうどよい使いきりサイズ。肉質は緻密できめ細やか。サラダにも煮物にもおすすめです。 |
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上記「カルラディ(赤とんぼ)」と同じく三浦産で、白いバージョン。こちらもカルシウムが豊富です。 |
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■聖護院大根 |
■里むすめ |
■大蔵大根 |
■ミニ大根 |
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京都の伝統野菜で、「千枚漬け」の材料としてよく知られています。煮物や漬物に最適。
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徳島県里浦産。海砂の天然ミネラルで色つやよく育ちました。非常にやわらかいので煮すぎに注意! |
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千葉県・小野沢克之さんの育てた大蔵大根。ひと手間かけて育てられた、物のおいしさが味わえます。 |
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茨城産。武蔵野種苗(韓国系品種)。ややかためな肉質。クセがなく甘みがあり、水分がたっぷり。 |
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▲茨城県稲敷産根つきほうれんそう
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冬においしくなる野菜といえば、「ほうれんそう」もそのひとつです。高広青果のイチオシは、茨城県稲敷産の「根つきほうれんそう」。ひと株をしっかりと完熟させ、たった3株で1束になるほど大きく育てているのが特徴です。弱りにくいので扱いやすく、根までおいしく食べられるほうれんそうです。ぜひお試しください!
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緑、白、赤、オレンジ、黄色、紫、茶色、黒……。冬のごちそうサラダに、色とりどりの野菜たちはいかがですか?!
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■生でそのまま、フレッシュ感を楽しむ! |
<緑の野菜> |
- サラダれんそう:葉がやわらかく、アクが少ないので、加熱せず生のまま食べられる
- サラダ小松菜、サラダ春菊、サラダプチセロリ:要予約でお願いします!
- マスタードグリーン:ピリッとしたマスタードのような風味で美味!
- わさび菜:ほんのりわさび風味の香りと辛み
- ロケットサラダ:別名ルッコラ。ゴマのような香り
- セルバチコ:ルッコラの野性種
- マーシュ:別名コーンサラダ、羊の耳の形に似ているのでラムレタスとも
- バラフ:話題の新顔野菜。南アフリカ原産のアイスプラントを改良したもの
- エンダイブ:仏名シコレ。ほろ苦さがクセになる野菜
- ロメインレタス:葉肉が厚く、シーザーサラダで人気!……etc.
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<白い野菜> |
- アンディーブ:英名チコリ。器のように使って、前菜などを盛っても素敵。白のほか、紫色もあります
- ホワイトマッシュルーム:スライスし、レモン汁をかけて生のままどうぞ。無洗浄が特においしい!
- れんこん:薄切りにすると生でOK!
- ミニ大根:そのまま使えるかわいいミニサイズ
- ヤーコン:甘みがあり、歯ごたえよし。体にもやさしい野菜……etc.
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<赤い野菜> |
- トマト各種:真っ赤なトマトはもちろん、黄色や紫色、チェリートマトもあります
- 紅芯大根:輪切りもいいですが、せん切りにしてもキレイ!……etc.
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<黒い野菜> |
- 黒大根:ベルギー原産の品種。目をひきます……etc.
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■さっとゆでて、色合いと食感を楽しむ! |
<黄色い野菜> |
- ジャガイモ各種:黄色のほか、紫や白もあります
- サツマイモ各種:黄色のほか、紫、オレンジ、白もあります
- ヤングコーン:形もかわいい小さなとうもろこし
- カボチャ:ホクホクで甘~い!
- 黄かぶ:緻密な肉質で甘みがあり、香り高い
- 黄ビーツ:真っ赤なビーツとあわせればインパクト大!
- 黄ニンジン:甘みが強く、ニンジンが苦手な人にもおすすめ……etc.
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<白い野菜> |
- カリフラワー:真っ白なカリフラワーのほか、オレンジ、紫もあります
- ホワイトアスパラガス:グリーンのアスパラよりやわらかく、まろやかな風味
- ブナピー:ブナシメジを品種改良した真っ白なきのこ
- 白舞茸:通常の黒い舞茸と違い、調理しても色が出ず、美しく仕上がる
- まこもたけ:タケノコに似た食感。クセがなく食べやすい
- ミニくわい:丸ごと使えるミニサイズ……etc.
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<赤い野菜> |
- 金時ニンジン:京ニンジンとも呼ばれる東洋種のニンジン
- ビーツ:ロシア料理のボルシチでおなじみ。ゆでてサラダにも!
- パプリカ:赤だけでなく、黄色、オレンジほか各色あります……etc.
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<緑の野菜> |
- ブロッコリー:ビタミンCたっぷり!
- ロマネスコ:別名サンゴショウ。とんがり帽子型、淡いグリーンのカリフラワー
- スティックブロッコリー:中国野菜カイランとプロッコリーを交配した品種
- スナップエンドウ:サヤごと食べられて、甘みも強い……etc.
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<茶色い野菜> |
- アピオス:ジャガイモの30倍のカルシウムを含む
- むかご:山芋の赤ちゃん。プチッとはじける皮、とろ~りとした食感が美味……etc.
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▲黄かぶ
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▲白舞茸
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▲パプリカ
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▲ロマネスコ
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▲むかご
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東京・羽村市にある「井上農園」から届く有機栽培の野菜たちもおすすめです! 農園主の井上淳孝さんは、「畑力を強める土作り」にこだわり、羽村の土地や環境にあわせた野菜作りや米作りをしています。有機認定証明書も取得済。ていねいに育てられた有機のかぶ、ほうれんそう、にんじんなど、安全・安心でおいしい元気な野菜をぜひどうぞ!
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▲井上農園の有機かぶ
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今月のおすすめは、とろけるような食感と特有の芳香が楽しめる「西洋梨」。新潟や長野で多く栽培されている「ル・レクチェ」、山形名産の「ラ・フランス」、栽培が難しく貴重といわれる「コミス」など、どれも逸品ぞろいです! |

▲ル・レクチェ
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▲ラ・フランス
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▲コミス
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▲天草
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▲紅まどんな
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カンキツでは、「天草」、「紅まどんな」がおすすめです!天草は、[清見×温州みかん]×ページの交配で生まれた国産オレンジ。上品でまろやかな甘みを持ち、とってもジューシーです。紅まどんなは、その天草×南香。ゼリーのような果肉で、果汁もたっぷり。甘みの強い品種です。
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